Archive for 6月, 2007

旧小樽区公会堂&旧岡崎家能舞台

現在、2つの建物は同じ敷地に建っていますが
もともとは別々の方が小樽市に寄付されたものです。
旧小樽区公会堂は明治44年、皇太子(後の大正天皇)
の本道行啓(ぎょうけい)のため、ご宿泊所として建てられ
現在の市民会館敷地にありました。
その建設費を寄付したのが、海運商として名を馳せた藤山要吉です。
能舞台の方は、荒物雑貨商として財をなした岡崎謙が大正15年
入船町の自宅中庭に建てたものを小樽市に寄贈、昭和36年
市民会館建設に伴い、公会堂と友に現在の場所に移築再建された。

【和風建築様式・・棟梁は加藤忠五郎(大虎)】
能舞台は、格式にのっとったもので東北以北唯一のものといわれ
小樽の能舞台は国立能楽堂を凌ぐ仕様である。
能舞台の仕様は江戸幕府によって、鏡板の松の絵は狩野派の筆に
よることが原則とされ、岡崎家の能舞台は狩野派第17代の
狩野秉信(もちのぶ)が延べ2ヶ月滞在書き上げたものである。

【鏡板の松と脇鏡板の竹】

 
【楊幕部の唐獅子】

【能舞台全景】
能楽堂は、いつでも公開しておりません。
今年は、6月1日~8月31日までの期間一般公開しています。
この機会に、ぜひ小樽繁栄の足跡を見ては如何でしょうか。